cocoto tokyo — ここなら会えるtokyo
← ブログ一覧に戻る

【2026年版】東京の「ウェルカムベビーのお宿」は3軒だけ|ホテル名で予約すると、認定のお部屋に泊まれません

【2026年版】東京の「ウェルカムベビーのお宿」は3軒だけ|ホテル名で予約すると、認定のお部屋に泊まれません

赤ちゃんとの初めての宿泊を探していると、「ウェルカムベビーのお宿」という言葉に行き当たります。ミキハウス子育て総研が、100項目の基準で審査して認定している宿のことです。

ただ、この名前で東京のホテルを探し始めると、たいてい途中で止まります。東京都内の認定は、3軒しかないからです。公式サイトの一覧に載っている全国110軒のうち、東京都は有明・日本橋・芝公園に1軒ずつ。数が少ないぶん、探すより「3軒がそれぞれ何の宿なのか」を知るほうが早く決まります。

そしてもうひとつ、予約でいちばん間違えやすい点があります。認定されているのはホテルではなく、そのホテルの特定のお部屋です。ホテル名だけを見て安いプランを取ると、認定されていないお部屋に通されることがあります。

この記事は、cocotoが公式サイトで確認した東京3軒の中身と、予約ボタンを押す前に見る3点をまとめたものです。

東京の認定は3軒。有明・日本橋・芝公園に1軒ずつです

まず結論から並べます。2026年9月4日に公式サイトの東京都一覧を確認したところ、認定されているのは次の3軒でした。

① ヴィラフォンテーヌ グランド 東京有明(江東区・ゆりかもめ 有明駅 徒歩4分) 有明ガーデンの中にあるホテルです。認定されているのは和洋室で、畳スペースにお布団を敷いて眠れます。小学生未満は添い寝が無料、しかもブッフェ(朝食・昼食・夕食)も小学生未満は無料。同じ館内にボーネルンドのあそびのせかいと、0〜6歳が無料で入れる「KIDS ARIAKE GARDEN」があります。

② コンドミニアムホテル欅庵 東京日本橋(中央区・人形町駅 徒歩1〜2分) 全6室だけの、キッチン付きコンドミニアムです。全室に和室(畳)・キッチン・洗濯機・洗い場付きのお風呂があり、2名用でも約30㎡。靴を脱いで素足で過ごせます。

③ ザ・プリンス パークタワー東京(港区・赤羽橋駅 徒歩2分) 東京タワーのふもとのホテルです。認定されているのはスイート3タイプだけで、公式の「ファミリーステイプラン」から選びます。

3軒は、値段の差ではなく過ごし方の差で分かれています。有明は「無料になるものが多い宿」、日本橋は「暮らすように泊まる宿」、芝公園は「広いお部屋で静かに過ごす宿」。どれが合うかは、お子さまの月齢と滞在の目的で変わります。

💡 ワンポイント:3軒とも、赤ちゃん向けの貸出品は「数に限りあり・事前申込」が基本です。空室があっても、ベビー用品まで確保できるとは限りません。予約が決まったら、その日のうちに必要なものを伝えておくと確実です。

ウェルカムベビーのお宿 公式(東京都の認定一覧)で最新情報を確認 →

認定されているのは「ホテル」ではなく「お部屋」です

ここがこの記事でいちばんお伝えしたいところです。

公式サイトの各ホテルのページには、認定は特定の客室に泊まることを前提に行われていること、そして予約のときは認定されたお部屋かどうか・プランの内容を必ず確かめてほしいことが、はっきり書かれています。つまり同じホテルの中に、認定されたお部屋とそうでないお部屋が混ざっているわけです。

いちばん分かりやすいのがザ・プリンス パークタワー東京です。認定されているのは、パークスイート(76.4㎡)、パノラミックジュニアスイートルーム(50.1㎡)、パノラマスイート(118㎡)の3タイプ。通常の客室を予約しても、ベビーマットもおもちゃもおむつペールも付いてきません。公式の「ファミリーステイプラン-Family Vacation-」から入る必要があります。

ヴィラフォンテーヌ グランド 東京有明も同じで、認定されているのは和洋室です。予約サイトで「ウェルカムベビー認定のお宿・添寝無料 和洋室」といったプラン名になっているものを選びます。

ホテル名で選んで、部屋タイプで確定する。この2段階を踏むだけで、当日「思っていたお部屋と違う」がなくなります。

💡 ワンポイント:大手の予約サイトは、同じホテルのプランを料金順に並べます。いちばん安いプランが認定ルームとは限らないので、料金より先にプラン名と部屋タイプを見てください。

ザ・プリンス パークタワー東京 公式「ファミリーステイプラン」で最新情報を確認 →

3軒それぞれ、実際に何が用意されているか

公式サイトに書かれている内容を、そのまま並べます。

ヴィラフォンテーヌ グランド 東京有明(認定ルーム=和洋室) 畳スペースに布団を敷いて眠れるお部屋です。認定ルーム限定のアメニティとして、おむつポット・ステップツール・お子さま用トイレ便座・お子さま用ハンガー・ボディーソープ・おしりふきシートなど。貸出はベビーソファ、哺乳瓶の消毒容器、ミルクウォーマー、体温計、湯温計、ベビーバス、ベビーカー。館内にベビーケアルームがあります。添い寝は小学生未満まで無料です。

コンドミニアムホテル欅庵 東京日本橋(全6室すべてが対象) 無料で借りられるのは、ベビー布団・リクライニングベビーバスチェア・ベビーハイチェア・バンボ・子ども用便座・哺乳瓶の消毒セット・おむつペール・子ども用ステップ・プレイマット・トンネル遊具。1グループ6点まで、土日祝を除く3日前までの予約制で、前日・当日の申し込みはできません。乳幼児がいる場合は、子ども用食器・ベビーソープ・子どもサイズのハンガーが最初からお部屋に置かれています。ベビーベッドはなく、用意があるのはベビー布団(1グループ1組まで)です。

ザ・プリンス パークタワー東京(認定ルーム=スイート3タイプ) お部屋にベビーマット・おもちゃ・木琴・絵本。おむつペールとお子さま用の補助便座も用意されます。ベビーベッド(つかまり立ちをしない月齢まで)とベッドガード(18〜60か月)は、希望すれば数に限りのある範囲で貸してもらえます。添い寝は5歳のお子さままで無料で、原則1室2名までです。

こうして並べると、「借りられるもの」よりも「何を持っていかずに済むか」で差が出ることが分かります。ベビーバスとベビーカーまで借りられる有明、キッチンと洗濯機で荷物そのものが減る日本橋、というふうに読むと選びやすくなります。

💡 ワンポイント:欅庵の貸出は3日前までの予約制です。ここだけは「思い立って前日に押さえる」ができないので、日程が決まった時点で申し込んでください。

コンドミニアムホテル欅庵 公式「お子様連れ歓迎のお宿です」で最新情報を確認 →

認定は100項目のうち70項目以上。何を見ているのか

「ウェルカムベビーのお宿」は、ミキハウス子育て総研が2008年から続けている認定です。認定士が全100項目を調査・採点し、70項目以上を満たすと認定されます。

評価項目の例を見ると、この認定が何を見ているのかがよく分かります。ベビーカーで移動しやすいか、床がすべりにくいか、脱衣所に着替えさせる台があるか、家族で貸し切れるお風呂があるか、ベビーバスや湯温計を無料で貸してくれるか、おむつを捨てる密閉容器があるか、子ども用の便座があるか、絵本やおもちゃやDVDを貸してくれるか、離乳食やアレルギーに対応してくれるか、レイトチェックアウトができるか——。

設備だけでなく、接客や食事の融通まで含まれているのが特徴です。だから「新しくてきれいなホテル」が自動的に受かるわけではありません。

そしてこの項目は、認定を受けていない宿を見るときの物差しとしても使えます。東京は認定が3軒しかありませんが、「脱衣所に着替え台はあるか」「おむつを捨てる場所はあるか」を公式サイトで探す、という見方そのものは、どの宿にも当てはめられます。

💡 ワンポイント:認定がない=子連れに向かない、ではありません。認定には施設側の申請と費用が必要なので、条件は満たしていても申請していない宿がたくさんあります。認定は「探す手がかり」であって、合格・不合格の線引きではありません。

ウェルカムベビーのお宿 公式「評価項目と基準」で最新情報を確認 →

予約の前に、この3つだけ確かめてください

最後に、そのまま使える手順にしておきます。

① そのプランは、認定されたお部屋か。プラン名か部屋タイプに認定の表示があるかを見ます。ホテル名だけで選ばない、が合言葉です。

② 貸出品は、いつまでに頼むか。3軒とも数に限りがあります。欅庵は3日前まで、ほかの2軒も予約時の申し出が前提です。ベビーベッドがある宿でも、つかまり立ちを始めたお子さまには使えません。

③ 添い寝の年齢と人数。有明は小学生未満まで無料、ザ・プリンス パークタワー東京は5歳まで・1室2名まで、欅庵は料金の数え方そのものが違い、小学校入学前のお子さまは2名で大人1名分として計算します。

この3つが確かめられれば、あとは立地で選んで大丈夫です。cocotoでは、この記事で挙げた3軒それぞれをページにしています。添い寝の条件・貸出品・お風呂・駅からの距離まで、公式で確認した内容をまとめてあります。

💡 ワンポイント:ここに書いた内容は2026年9月4日に公式サイトで確認したものです。プランや貸出品は入れ替わるので、予約の直前にもう一度ご確認ください。

ウェルカムベビー認定のホテルを見る(cocotoのホテル一覧)

    東京の「ウェルカムベビーのお宿」は3軒だけです。数が少ないと聞くとがっかりするかもしれませんが、選択肢が3つなら、全部を見比べてから決められます。

    有明は、添い寝もブッフェも小学生未満なら無料で、館内で一日遊べます。日本橋の欅庵は、キッチンと洗濯機があるぶん持っていく荷物が減ります。芝公園のザ・プリンス パークタワー東京は、広いスイートで静かに過ごせます。同じ「認定」でも、向いている家族はまるで違います。

    そして忘れないでほしいのは、認定はお部屋に付いているということ。プラン名と部屋タイプさえ確かめれば、その1泊はきちんと「認定された環境」になります。

    赤ちゃんとの初めての旅行は、荷物も心配ごとも多いものです。確かめる場所を3つに絞っておく。それだけで、当日はずいぶん身軽になります。

    ▼ 各ホテルの詳細(添い寝の条件・ベビー用品・アクセス)は、それぞれのページからご覧いただけます。